「花言葉」から見えてくる「探せダイヤモンドリリー」考察

感情が高ぶるとブログを書きたくなる性分になってしまった。

(サムネ用)

※これかなり濃いと思います。

今回紹介したいMVは
=LOVEの「探せダイヤモンドリリー」というMV。

花言葉とか言ってもこじつけ部分多い。

まずは見て。
https://youtu.be/t5r0rNwjXQU
話はそれからだ。



「瞳、もうすぐ行っちゃうよ?」
という大谷映美里の一言から物語は始まる。



休み時間、何かの紙を見つめる齊藤なぎさ


何!?スカウトだと!?!?!?

いや〜まあこんな可愛い子がスカウトされない訳ないよね スカウトマンの伊藤くんセンスあるよ


「なーたん!何見てるの〜?」と駆け寄ってくる2人のクラスメイト(大場花菜佐々木舞香)。

名刺を取り上げて、なぎさがスカウトされたことを知るクラスメイト達。
まず人の物を取り上げて周りに言いふらす奴何?人としてどうなの?



ここで、高松瞳齊藤なぎさのイチャイチャ回想シーンになる。


タイトルが出る。

瞳が持っているブローチに入っているのは「ネリネ」の花。別名ダイヤモンドリリー。

なぎさが持っているブローチには、オレンジの「ビオラ」の花。

オレンジのビオラ花言葉は「純粋」、「天真爛漫」。
(う〜ん、なーたんにピッタリ!)



芸能界に行くことを決め、クラスメイトに別れの挨拶をし熱い抱擁を交わすなぎさ。
(この笑顔可愛い)

旅立つ当日。

なぎさはバス停に。


なぎさのいない教室。授業中にいきなり立ち上がる野口衣織
何をするかと思いきや教室を出ていく。


衣織に便乗して共に抜け出す諸橋沙夏


2人は何かを探しているのだろうか。


一方その頃、教室では舞香が立ち上がり、一言。
「先生!」


全てを知っていた先生は教科書を閉じる。
いや実際こんなことする教師いないだろ。


教室に残ったのは瞳と映美里。


「このままで良いの?瞳...」


「ねぇ良いの?」


「行かないでって言っちゃうから...」

そして、2人の目の前に現れたのは

衣織と沙夏。

衣織が瞳にハンカチを差し出す。


中に入っていたのはなぎさのブローチとメッセージ。

衣織のブローチには青い「アジサイ」と「カスミソウ」。
青いアジサイ花言葉は「冷淡」、カスミソウは「清らかな心」や「感謝」。

恐らく衣織は転入生で、クラスに馴染めていなかった。(なぎさがスカウトおめでとうと言われているシーンで衣織だけ参加していない。)

しかし、そんな衣織と仲良くしようとしていたのはなぎさ。感謝の意味を込めて、なぎさが置いていったブローチとメッセージを探し、瞳に渡したのだろう。


なぎさに何も伝えないで離れ離れになるのは悲しい。何か一言でも。そう思った瞳は駆け出した。


入口を出ると待っていたのは先に出て行ったクラスメイト達。


なぎさのいるバス停へ走る!走る!走る!走る!


「なぎさ!」
「なーたん!」
「なぎさ!」
「なぎさ!」

もしも 映画なら
あの花を 渡すだろう

あの花というのは、ネリネの花のことを言っているのであろう。



「瞳!私...」

なぎさは別れ際に何を言おうとしたのか。

「ずっと親友だよ。」なのか
それとも、同性間で芽生えた恋心を打ち明けようとしたのか。


瞳は頷き、一言「じゃあね。」

「行かないで。」と言わずに「じゃあね。」と送り出す言葉を口にした瞳。


ここでネリネ花言葉が明らかになる。

また会う日を楽しみに


なぎさを送った瞳を抱きしめる手。

この手は一体誰の手なのか。
位置的に分かる。

最後のシーンで

瞳となぎさの回想と思いきや、この回想シーンをよく見ると
映美里が穏やかに2人を見つめている。

映美里はきっと瞳のことが好きだったのだろう。
でも、大好きな瞳の気持ちを分かった上でなぎさの元へ行かせた。

映美里のブローチの花は紫の「ビオラ」。
ビオラ自体の花言葉は「乙女の恋」。
紫のビオラ花言葉は「揺るがない思い」。

瞳のことは好きだが、瞳の邪魔はしたくない。
そんな気持ちなのかな。


最後に
・卒業シーズンに出した卒業の曲だが、実は8月2日から12月9日まで活動休止していた佐々木舞香が復帰して初のシングルで、終わりの曲であり始まりの曲。


・曲調は明るいけど歌詞が少し切ない。
第1期BiSのFiNAL DANCEを彷彿とさせるものを感じた。


・彼女らの演技を見て、8分ちょっとのMVだが、1本の映画を見た気分になってしまった。


・イコラブの曲は良いものばかりなので視聴オススメ。